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一章一節「歴史」
仲田岳は芸人用に設けられた控え室で出番を待っていた。

「タケさん、本番です。」

タケは名前を呼ばれると自分の行動を記している日記を鞄に仕舞い込んだ。

「はいっ」
そう言って切れ長の目を大きく開けて立ち上がった。

控え室には芸人達が緊迫した面持ちでそれぞれの出番を待っている。

ネタ帳を見直している者。
意味もなく控え室を歩き回る者。

タケが本番のセットに向かって歩くその横で話し掛ける
「今日はタケさんの未来を変える重要なステージですからね。」

「分かってるよ、でもテレビにはあれだけ映りたくないってあれだけ言ったのになぁ。」


「タケさんなら心配ない」

「また、適当なこと言って」

タケはそう言ながら笑顔でステージに上がった。

タケは成長が著しい若手芸人として評判だった。
大物と呼ばれる芸人のすべての要素を兼ね備えている、と。


タケには秘密があった…彼が家族と離れ東京に出てきた理由もそこにあったのだ。

author:kyanbus, category:-, 12:13
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